2014年3月13日木曜日

INTERNATIONAL GUIDELINES FOR PROBLEM SOLVINGが面白かったので、日本とベトナムをおまーじゅで追加してみた

しんちゃお(゚∀゚)/いけのんです。

いよいよ日本帰国まであと1日となりました。金曜日にはもう日本です。
ベトナムにどっぷり浸かって、多国籍な環境に恵まれ、悔しさも楽しさも入り乱れた、本当に良い一年でした。もう、本当に寂しいです。

さて、久しぶりなブログですが、今回は帰国前リフレクション・・・ではなく、facebookのタイムラインで流れてきて見つけた面白いインフォグラフのオマージュを作ってみたのでシェアシェア。

"INTERNATIONAL GUIDELINES FOR PROBLEM SOLVING"(独:Das internationale Problemlösungs-Chart)っていうドイツの人が作ったらしいインフォグラフ。
問題解決の各国比較をインフォグラフで表している、とてもユーモラスな作品。

日本とベトナムがないので、せっかくだからサクッとオマってみました。(パワポなので細かいところは気にせず~)



日本は、「責任の追及ばかりで解決ベクトルに話がいかないうちに、時間が経ってみんな問題の本質を忘れる」というよくある話を表現してみました。

ベトナムは、「とりあえず音のでかいものが勝つw」って話を表現してみました。
セリフは、こないだ久々にハノイへ行って「おいぞいおーい」を聞いたのでなんとなくw

ではでは、残りベトナム生活ラスト一日気合入れていきまっす!!
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2014年1月27日月曜日

【札幌イベント参加記録】グローバル人材ってどんな人?その2~日本人って価値あるの?~

しんちゃお(´・ω・`)/
前回記事「グローバル人材ってどんな人」の続きです!

~アジェンダ~(読了目安1分半)
③英語Nativeでもない日本人が出せる価値
④大学生のうちにしたこと・しておくべきだったこと

③英語Nativeでもない日本人が出せる価値

この質問、大学生から社会人まで聞いてくる人が多い気がします。

私のはじめの一言はいつも同じ。

「そんなもん、ないっ」

昔は知りませんが、はっきりいってビジネス文脈で"日本人"というナショナリティで優位性がある時代はとうに終っていると思います。そもそもこのグローバル化したこの時代に国籍でくくるってっ(ry


○"ニホン"に対する信頼は自分という個人への信頼ではない
もちろん、Made in Japan に対する信頼や、日本のビジネスマンって約束守るよね、みたいなことはいろんな人と付き合う中で言われたりしますし、"The Goal"で有名なゴールドラット博士が言うように日本人の強みとして業務プロセス改善や最適化などを挙げるのは間違ってはいないと思います。

ですが、そもそも、Made in Japanのように、"日本"って何か良いよね、というイメージを与えたのは先代のビジネスパーソンたちです。それは決して自分への信頼を意味するわけではないと思います。

だから、私たち世代がそれに鼻をかけてたら、どんどん周辺国に信頼を奪われていくと思います。

これは忘れもしない、ベトナムに来て早々にジャブを食らった経験からの学び。※記事はこちら
ビジネスの場で求められるのは「どこで何をやってきたか」ではなく
・どんな専門性を持っているか
・どんな価値を与えられるか
の二つということ。

ようするに、個人を徹底的に見てくるわけです。(あたりまえっちゃあたりまえなんでしょうが)

人生振り返ってみると、サッカーとか音楽とか集団系のアクティビティでも同じようなベクトルで思考していた気がしますが、キャリア観として意識が薄かった分、この学び・気づきは自分にとって貴重でした。

なので、命題に戻ると、日本人の強みなんてものに囚われず、自己鍛錬に時間使ったほうが有意義だと思います。


○これからの"ニホン"が世界で出せる価値
あくまで個人前提で、その総体としての日本の価値ってあるんだと思います。
例えば、以下、ふたつ。

1.モノヅクリ
モノヅクリ。それも、伝統的な、その土地ならではのテクノロジーが日本の総体価値になってくるのかなと。
数人しかいない町工場のおじさんたちがつくったプロダクトが世界でシェアをとったりするのってそういうことなんじゃないかなと。

例えば、地元新潟の例。
新潟県には燕市という人口10万にも満たない田舎町がありますが、なんと燕市は、国内の金属洋食器の90%以上を生産しているカナモノの聖地なんです。
そこで有名なのが、磨き屋シンジケート。アップルのスティーブジョブズに認められ、ipodの背面の鏡面磨きを行い、世界でも"磨き"の技術が通用することを示しました。

2.課題先進国として課題解決のナレッジの蓄積
少子高齢化、エネルギー、環境、医療・社会保障、教育etc、高度経済成長で構築された社会制度の中では対応できない課題がどんどんあらわれている国、日本。
こうした課題は、いずれ他の先進国や今の途上国にも訪れると言われています。

だからこそ、そうした課題を解決し、事例とナレッジをシェアしていくことは価値あることなんじゃないでしょうか?
でも、だからって、そのナレッジが他の国でそのまま通用すると勘違いしたら今の繰り返しになるので、現地目線にたてる人材教育が必要なんでしょう。
現地目線で思考できるグローバルリーダーを育てる、そんな素敵なビジネス共創ツアーはこちら
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④大学生のうちにしておくべきだったこと・したほうが良いこと


自分の場合、少なくとも大学時代あれやっときゃよかったなぁ、って後悔はありません。
本当に、やりたいことばかりやってきたし、その選択に納得してるし。

だから、やりたいことやればいいんじゃないですかね?留学とか休学とかバイトとか恋愛とか勉強とか、手段は何でもよくて、自分が興味あるものに全力をかければ、なんかしら学びはあると思います。みんながやってるからとか、中途半端が一番よくないのかなと。

Stay Hungry, Stay Foolish.で有名なジョブズのスピーチで、ジョブズも言ってるじゃあないですか、"Your time is limited, so don't waste it living someone else's life." と!!(べつにジョブズ信者じゃないけど、このスピーチの中で一番好きな部分です。)


ではでは今日はこのへんで(^ω^)

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2014年1月21日火曜日

【札幌イベント参加記録】グローバル人材ってどんな人?

しんちゃお(゚∀゚)/いけのんです。

先日、札幌で行われたiSiN主催の「海外で働くアツい大人の話を聞こう!! ~アジアで働く起業家と新卒男子の生の声~」というイベントにゲストスピーカーとして、HCMCからハングアウトで遠隔参加してきました。

遠隔参加で国境を越えて参加

①なぜ海外という選択肢?
②グローバル人材ってどんな人?
③英語Nativeでもない日本人が出せる価値
④大学生のうちにしたこと・しておくべきだったこと
というテーマで色々お話させてもらったので、ブログにも言葉として残しておこうと思います。

長くなるので今回は①と②を。

~アジェンダ(読了目安3分)~
①なぜ海外という選択肢?
②グローバル人材ってどんな人?

①なぜ海外という選択肢?


"新卒一年目"で海外に行きたかった理由は、実はプロフィールに書いてあったりします。

イベントでは、純粋に、海外で働くってことを意識した原体験ときっかけって視点で話しました。

・原体験:危機感を感じた大学2年
それこそ小学生の頃から、近所で行われた子ども向け海外交流イベントで外国人の子どもと一緒に遊んだりしてたし、海外に対してバリアみたいなことは感じてなかったし、むしろ違うって面白いなぁとポジティブなものとしてみてました。

それが大転換したのが、大学二年の時、ベトナムで働いていた先輩を訪ねるために、初めて海外の地を踏んだ時でした。

まず、日本が作った街と街をつなぐ動脈とも言える大きな橋の広告すべてがSAMSUNGだったのを見て、何とも言えない気持ちになりました。そして街には活気が溢れ、観光案内してくれた自分と同じくらいの大学生が、流暢な英語で将来の夢を語ってくれたとき、ますます胸の中のモヤモヤが大きくなっていきました。

このままだと、日本、おいてかれてるんじゃね、という危機感。

なんか、今まで地域活性化に問題意識を感じて日本を旅しまくっていたけど、実はもっと広い視点で物事を見るべきなのでは、このまま日本にいていいのだろうかという焦燥感に駆られました。

もっと知らない世界を旅行じゃ見えない視点から見たい、と知りたい欲求が爆発したこの経験が、海外で働くことを意識し始めた原体験です。

・きっかけ:今でしょ!(古っ)、と思ったXIP
そんなこんなで、海外で働くってことも意識しながら仕事を探した大学生時代。

当時、就活の軸は以下3つでした。
①海外で、日本人だけじゃなくて世界の人と働けること
②地域の課題解決に必要な、コミュニケーション課題(特に広報・PR)の解決が経験できること
③機械や計算では導けない、自分のアイデアを活かせる職につくこと

導き出した答えが、XIPだったのは、上記3つを活かせる要素があって、なおかつ一番ワクワクしたからです。

日系なり外資なり入っても海外行けるのなんてひと握り、ってことは大学時代プロジェクトで出会ってきた先輩方に聞いてきたので、今すぐ行きたいという気持ちに素直に従いたかった。

そして、既に敷かれたレールに乗っかるのではなく、自分の意思で道をつくれるチャンスだなぁ、と飛び込んだわけです。

"Where there's a will, there's a way." 高校時代からの私の座右の銘ですが、人生その通りに決断・行動していると自負しています。


②グローバル人材ってどんな人?



イベントでは、まずはグローバル人材って言葉の曖昧さについてコメントしました。
切り口によってグローバル人材って色々あるのではないか、という問題提起です。

学問、産業界、政界におけるグローバル人材って要件違ってきそうじゃないですか?例えば、英語ひとつとってみても、学問で要求される論文作成の英語と、政界で必要な英語で外交を進めていく力って違うでしょうし。(交渉は英語スキルというか交渉スキルそのものだったり。)

また、例えば、ビジネスにおけるグローバル人材って見たときも、若手と中堅って切り口でも違うのではないかと。
若手は海外で営業して市場を開拓、中堅以上は駐在して現地社員の管理・育成をするってイメージだったり。

ということで、個人的に、グローバル人材を"グローバルに働く人"、って広い視点で捉えて共通する要素として、コミュニケーションってとこに落として考えました。

要件としては次の3点が重要かなと。
1.信頼のための知識・教養
幅広い教養って話は、異文化コミュニケーションで大事な二つの肝って記事を書いた時も触れましたが、やはり、自国・他国ともに知っているって本当に大事だと思います。

まず、日本のことについて聞かれて"I don't know"と答えることはとても恥ずかしい。知識がなくても、考えることってできるはずで、どんなことに対しても自分の意見を持つことって外国だととりわけ重要かと思います。

そして、もちろん、何かのプロフェッショナルであり、クライアントに価値提供できることは言うまでもなく重要だと思います。
プロフェッショナルについては前の記事でも書きましたが、これからのスペシャリスト像は時代によって変わってくるかもしれませんね。

2.ツールとしての英語
伝わる英語かネイティブレベルかってよく対立してるけどこれまたTPOかな~と思います。

要は、目指すべき到達点として、相手を見て英語を使い分けられるくらいのレベルがあったほうがいいよねってことかなと。
英語できない人にネイティブしかわからないスラング表現使っても意味ないし、逆にネイティブと話すときはウィットに富んだ表現を使ったほうが良い時もある。

3.マインドとして柔軟性
価値観違う人と何かやるってとっても大変なことです。まして、言葉や文化が全く違う外国人と一緒に働くって、そう簡単じゃありません。

なので、まずは姿勢として、相手を理解することが大事なのかと思います。
その上で、どうコミュニケーションをとっていけばいいか人によって変える。

だから、相手を理解する、って言うのは簡単ですが実際はとってもレベルの高いことかと思います。
コミュニケーションのコツ、みたいなハウツー本ありますが、究極的にはコミュニケーションに正解を導き出す方程式はないと思います。

だからこそ、コミュニケーションって経験値として蓄積されて、個人の強みになっていくのかと思います。

以上、海外で働く選択肢をとった理由と、グローバル人材についての私の意見でした。
みなさんは、海外で働くこと、グローバル人材についてどう思いますか?

次回は、残り二つである
③英語Nativeでもない日本人が出せる価値
④大学生のうちにしたこと・しておくべきだったこと
について書きたいと思います。

お楽しみに(・∀・)/

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2014年1月16日木曜日

【大切なことはいつもサッカーから】平凡なサッカー部員だった自分とプロである本田圭佑の違い~プロフェッショナルになるために必要な姿勢とは何か~

しんちゃお(・∀・)/いけのんです。
シリーズ「大切なことはいつもサッカーから」、第一弾!

”目標を設定し、それに向けて努力するのは、成功する選手の共通点だと上野山は言う。
「例えば、宮本はどんどん質問しに来るタイプで、稲本は反復練習を黙々とするタイプ。パーソナリティはまったく違うんやけど、目標を設定し、それに向けて努力し、反省するという点では共通している。」”

「見る眼がないと散々に言われた」。当時の育成担当者語る、本田圭佑がガンバユースに上がれなかった理由』フットボールチャンネル記事,)
この記事を読んでいて、中学時代のサッカー部思い出しつつ、プロになるための姿勢・マインドってなんだろうって考えてみました。

▽アジェンダ(読了目安3分)
・今に生きる中学時代のサッカー部での学び
・本田圭佑と自分の違い
・チームを愛し組織に依存しないプロフェッショナル

○今に生きる中学時代のサッカー部での学び

大人になった今でもフットサルやサッカーをしています
中2で転校して入った学校のサッカー部、最初は決して強いほうではありませんでした。
でも、県大会出場ってチームの目標立てて、それを意識するようになってから段々と勝ちにこだわるようになり、地区優勝、大会上位常連校になるくらい、県内ではサッカーでわりと有名な学校として認識されるようになりました。

当時の私の目標の中心には、チームがいました。
チームの目標達成のために、自分のポジションはどんな役割を果たせば良いのかってすげー考えて、そのために必要なことってなんだろう、今の自分が足りないものってなんだろうって考えて練習したり試合に臨んでた覚えがあります。

個人でプロどうこうというより、チームが好きでこのチームで上に上がれたら楽しいなって意識が強かった。

だから、私の中学時代の経験を整理すると、
・前提:チームでゴールを達成したら嬉しい
・目標:チームへの貢献
・行動①:チーム内での自分の役割を自分で見極める
・行動②:チームに貢献するために自分の強み・弱みを見極めて、成長・改善に励む
・結果:チーム目標のレベルに順応して、チームに貢献する
この行動部分が今も生きてる大きな学びなのかと。

当時は深く意識してなかったけど、大人になって反省すると、記事にあるとおり、目標設定とそれに向けた努力が結果的にチームを躍進させました。加えて、その経験が、チームで何かするのが好き・チームのために行動するという私の価値観・行動軸の源泉になっているわけです。

○本田圭佑と自分の違い~プロとは何か~

写真元:フットボールチャンネル記事 
本田圭佑【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】
でも、本田とか稲本とか、彼らのようにプロになる人は、もう一段階レベルが上なんだなと思う。
彼らの思考の源泉は「プロになりたい」という強烈な個人の目標。チームをある意味通過点として、個の強化に集中してオンリーワンを目指していく。
自分にとって最適な器を自分で選び、そこで個の目標達成のために自己鍛錬に励み、結果チームに貢献していくしチーム愛もある。

さきほどと同じフレームで捉えると
・前提:プロになりたい
・目標:○○の得意なオンリーワンな選手になる
・行動:自分の強み弱みを見極め、プロのレベルを追求して成長・改善に励む
・結果:プロを目指すオンリーワンな個として、チームに貢献する

チームが中心だった自分と違い、本田圭佑みたいなプロになる選手は、チーム視点で自分の成長を決めるのではなく、プロを目指す卓越した個としてチームに貢献していく。だから、試合でもリーダーシップを発揮し、ゲームをコントロールできる。

プロフェッショナル論って切り口色々あるんだろうけど、プロフェッショナルの持つマインドってそういう個を追求する姿勢なんじゃないかと、私は思います。

つまるところ、これってどの世界でも一緒なんじゃないかと。

○チームを愛し組織に依存しないプロフェッショナル

多国籍×地域という環境でプロを目指したい

私は、サッカーのプロフェッショナルにはなれませんでしたし、サッカーのプロになろうとは思っていませんでした。だけど、今思うのは、私も何かのプロフェッショナルになって、世の中に価値を生み出していきたいということ。

ベストセラーとなったリンダグラッドン著『ワークシフト』でいうところの連続スペシャリストとして、"チーム"を愛し"組織"に依存しないプロフェッショナルを目指したいです。

なので、日本に帰国する前に、ベトナムで見えてきた自分を反省し、個人の目標を再設定して、自分の次のステージで必要なことを見極めて、次の行動をとりたいと思います。

ベトナムでは、1月末からテト休み。その間、と旅する中でじっくり反省しようと思います。
とはいえ、まだまだお互いひよっこなので、フィードバックいただける素敵な大人の方がいましたら、是非お問い合わせよりご連絡いただけたら幸いです。

ではでは今日はこのへんで(・∀・)/
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