2014年1月27日月曜日

【札幌イベント参加記録】グローバル人材ってどんな人?その2~日本人って価値あるの?~

しんちゃお(´・ω・`)/
前回記事「グローバル人材ってどんな人」の続きです!

~アジェンダ~(読了目安1分半)
③英語Nativeでもない日本人が出せる価値
④大学生のうちにしたこと・しておくべきだったこと

③英語Nativeでもない日本人が出せる価値

この質問、大学生から社会人まで聞いてくる人が多い気がします。

私のはじめの一言はいつも同じ。

「そんなもん、ないっ」

昔は知りませんが、はっきりいってビジネス文脈で"日本人"というナショナリティで優位性がある時代はとうに終っていると思います。そもそもこのグローバル化したこの時代に国籍でくくるってっ(ry


○"ニホン"に対する信頼は自分という個人への信頼ではない
もちろん、Made in Japan に対する信頼や、日本のビジネスマンって約束守るよね、みたいなことはいろんな人と付き合う中で言われたりしますし、"The Goal"で有名なゴールドラット博士が言うように日本人の強みとして業務プロセス改善や最適化などを挙げるのは間違ってはいないと思います。

ですが、そもそも、Made in Japanのように、"日本"って何か良いよね、というイメージを与えたのは先代のビジネスパーソンたちです。それは決して自分への信頼を意味するわけではないと思います。

だから、私たち世代がそれに鼻をかけてたら、どんどん周辺国に信頼を奪われていくと思います。

これは忘れもしない、ベトナムに来て早々にジャブを食らった経験からの学び。※記事はこちら
ビジネスの場で求められるのは「どこで何をやってきたか」ではなく
・どんな専門性を持っているか
・どんな価値を与えられるか
の二つということ。

ようするに、個人を徹底的に見てくるわけです。(あたりまえっちゃあたりまえなんでしょうが)

人生振り返ってみると、サッカーとか音楽とか集団系のアクティビティでも同じようなベクトルで思考していた気がしますが、キャリア観として意識が薄かった分、この学び・気づきは自分にとって貴重でした。

なので、命題に戻ると、日本人の強みなんてものに囚われず、自己鍛錬に時間使ったほうが有意義だと思います。


○これからの"ニホン"が世界で出せる価値
あくまで個人前提で、その総体としての日本の価値ってあるんだと思います。
例えば、以下、ふたつ。

1.モノヅクリ
モノヅクリ。それも、伝統的な、その土地ならではのテクノロジーが日本の総体価値になってくるのかなと。
数人しかいない町工場のおじさんたちがつくったプロダクトが世界でシェアをとったりするのってそういうことなんじゃないかなと。

例えば、地元新潟の例。
新潟県には燕市という人口10万にも満たない田舎町がありますが、なんと燕市は、国内の金属洋食器の90%以上を生産しているカナモノの聖地なんです。
そこで有名なのが、磨き屋シンジケート。アップルのスティーブジョブズに認められ、ipodの背面の鏡面磨きを行い、世界でも"磨き"の技術が通用することを示しました。

2.課題先進国として課題解決のナレッジの蓄積
少子高齢化、エネルギー、環境、医療・社会保障、教育etc、高度経済成長で構築された社会制度の中では対応できない課題がどんどんあらわれている国、日本。
こうした課題は、いずれ他の先進国や今の途上国にも訪れると言われています。

だからこそ、そうした課題を解決し、事例とナレッジをシェアしていくことは価値あることなんじゃないでしょうか?
でも、だからって、そのナレッジが他の国でそのまま通用すると勘違いしたら今の繰り返しになるので、現地目線にたてる人材教育が必要なんでしょう。
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④大学生のうちにしておくべきだったこと・したほうが良いこと


自分の場合、少なくとも大学時代あれやっときゃよかったなぁ、って後悔はありません。
本当に、やりたいことばかりやってきたし、その選択に納得してるし。

だから、やりたいことやればいいんじゃないですかね?留学とか休学とかバイトとか恋愛とか勉強とか、手段は何でもよくて、自分が興味あるものに全力をかければ、なんかしら学びはあると思います。みんながやってるからとか、中途半端が一番よくないのかなと。

Stay Hungry, Stay Foolish.で有名なジョブズのスピーチで、ジョブズも言ってるじゃあないですか、"Your time is limited, so don't waste it living someone else's life." と!!(べつにジョブズ信者じゃないけど、このスピーチの中で一番好きな部分です。)


ではでは今日はこのへんで(^ω^)

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