2013年12月5日木曜日

はじめて外国で、はじめて仕事の日に誕生日を迎えた話

Xin Chao(゚∀゚)/

さて、12月5日は、何を隠そう私の誕生日です。(この記事は12月7日に書いてます)

はじめて外国で、初めて仕事の中で誕生日を迎えることになり。

今思えば誕生日で心に残ってるのは、、仕事の中での悔しさというか自分の情けなさに申し訳ないけどそんなこと思う暇あるならやれって話と、そんな中でもクライアント先で誕生日を祝っていただいたこと、離れていながらも色々気持ち的に支えてくれたハバタクハノイの二人、チーさんの夜のドライブ、の4つです。

こんな誕生日もいいんじゃないのって話。たぶん、一生思い出に残るわ。

誕生日の次の日に、結婚式ダンスのうちあげがあって、ことみちゃんからE-educationの話聞こうと思ってたら話聞く前に帰っちゃって、ただ牛丼をもりもり食べる人という印象を残してしまったことに恥ずかしさを感じていたら、川村さんから誕生日祝いに顔面ケーキをされて、気持ち的にだいぶ復活したので、25歳の抱負はもう少し落ち着いてから改めて書こうと思います。

一言で言うなら、来年はもっと成長したい、どう成長したいかをブレイクダウンしてひたすら取り組む、ただそれだけですね。

ではでは短いですがこのへんで(´・ω・`)/


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2013年10月22日火曜日

ベトナムからタイへの旅路で考える:"海外で働く・海外進出するってそんな特別か?"って話

Xin chao(・∀・)/

実は、ここ一週間ほどタイ・バンコクにおりました。

ハバタクハノイの3人で行ったのですが、振り返ると色々と議論しながら旅をしていたなぁと思ったので、「楽しかった~」だけで終わらないということで、「旅ログ」シリーズとして短い記事を書いていきます!

第一弾は、海外に行くというアクション全般(海外就職・留学・海外進出etc)にフォーカスします。

○海外って特別?



ベトナム・ハノイからタイ・バンコクまでは、たったの110分、2時間かからないんです。時間的には東京-新潟間の新幹線よりも早いんです。飛行機だとしても、東京から福岡行くよりちょっと長いくらい。値段もLCC使ってうまく日程調整すれば往復1万円弱~2万円で行けるので、日本国内を旅する・帰省するより安く隣国へ行けちゃうんです。

そんなわけで、日本にいた時よりも"お隣さん"が近くなった気がするのですが、そもそも、海外旅行や海外進出などなど、未だにどこか"海外"という概念に特別感が漂っている気がすると思いませんか?
実際、私も、日本にいたときは海外ってなんとなく遠いイメージがあったんです。海外旅行は特別、海外出て働く人って遠い存在、というように。
でも、一度外に出てみると、海外に行くことや働くことって別に特別なことじゃないなぁと感じます。

確かに、言語や文化は違いますが、外国に住んでいるのは同じ人間です。同じ目線にたってコミュニケーションしていくことがビジネスでもプライベートでも大切ですし、それって別に国内だろうが海外だろうが関係ないですよね。

タイで働くタイ人、タイで働くドイツ人、ベトナムで働く日本人

そもそも、海外居住・勤務経験があるという事実は本当に「海外経験」なんでしょうか?ハノイに出たときから感じていましたが、タイに来てますますそう感じました。

だって、タイには
ユニクロあるし
吉野家あるし
伊勢丹の中に紀伊國屋書店あるという。

写真とってませんが、サービスアパートメントの立て看板なんて、タイ語ではなく日本語と英語で書かれていたものもありました。

海外にいても、衣食住を日本色に染めて生活することだってできるわけですよね。海外で働く・海外に住むってなんでしょう?

○地域と地域がつながること

私は、海外に出るということ自体に大きな意味があるとは思いませんし、特別なことだとも思いません。

そもそも、グローバル化してヒトモノカネが流動的なこの時代、外国に対して"海の外にある遠い国"っていう意識を持つよりも、世界をひとつに見て、"地域"として捉えることが必要ではないかと考えています。

そういう意味で、海外進出なんて言わないで、地域と地域が繋がるという意識で、言語や文化を超えたコミュニティが広がっていけばいいんじゃないって考えています。
自分自身、そういう役割を果たすようなことを行いたいともぞもぞ画策中です。

最近は、こんな企画をプライベートで考えています。近日中に、別記事で企画の紹介をしますが、世界中の新潟人で、興味ある、プロボノで協力したいという方がいらっしゃいましたら連絡いただけたら嬉しいです。

Project volare (Niigata) from Masashi Ikeno

ではでは今日はこの辺で(´・ω・)/
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2013年9月22日日曜日

【とある越南の休日実験】コムビンザンで出てくる草の煮汁みたいなスープに味噌汁の素をいれるとどうなるか、やってみた(+コムビンザンの行き方)

Xin chao(´・ω・) いけのんです。

ベトナム・ハノイに来てから、気づけば5ヶ月。
もはやローカル飯がからだに馴染みまくっている今日この頃。最近は行きつけのコムビンザンの兄ちゃんに顔を覚えられた上に、割引までしてもらえるようになりました。

おかずが豊富で自由に選べるベトナム飯、コムビンザン


ということで今回は、コムビンザンを舞台に前からやりたかったある実験を決行することにしましたのでその様子をお伝え致します(´∀`)

=アジェンダ(読了目安2分)=
・コムビンザンに行ってみよう
・絶対煮汁進化(リーフスープシフト)計画

○コムビンザンに行ってみよう!

"cơm"の文字が目印

コムビンザン(cơm bình dân) とは、ベトナムの大衆食堂です。ここハノイにも至るところにありますが、とくにローカルマーケットの近くや大学の周りには必ずと言っていいほどあります。

コムビンザンでは、ベトナムの家庭料理を食べることができます。ベトナム料理はフォーとか生春巻きだけじゃないんですよ、いやほんと!!むしろ、こういう家庭料理がとっても美味しかったりするんです。

でも外国人にはなかなかハードルが高かったり・・・というわけで、まずはコムビンザンへの行き方を紹介しやす。
野菜、肉、魚、色々なおかずを指差して選ぶ、コムビンザン
勇気を出して店内への一歩を踏み出してまずすることは何か!?
まずは店内で食べるか持ち帰るかを店員に伝えます。店内で食べるときは"アンディー"、持ち帰る時は"マンベー"といいます。
次に、好きなおかずを指差して選びます。

こんな感じで指を指す
私は、いつも、野菜系2品、豚角煮とか春巻きとか肉系2~3品、その他気分でもう一品、と結構入れます。
店員がのっけおわったら、自分の皿をもらって、空いている席でハシと銀のレンゲを使っていただきましょう!!

値段はといいますと、私の行くところだと、20,000VND(90円)~25,000VND(120円)。英語なんて通じないローカル店に行くのでいつも安いです。
市内中心部、というか外国人向けになると値段が倍くらいになるので、ローカルがオススメです。特に大学近くの店は安くて旨いのでオススメ、お昼時混んでる店は旨いです。ちなみに会計は先にしても食べ終わってからでも大丈夫です。値段わからんときは"バオニューティエン(いくらですか)"と聞いてみてください。
持ち帰りもよく使います、"マンベー"!!


安くて旨い、コムビンザン!個人的には、コムビンザンスタイルで丸の内とかオフィス街に店だしたら意外と流行るのではと思ってます。社食で取り入れるとかもいいかも。イメージとしては東京外大のおかずビュッフェみたいな感じかな。

ベトナムに来たらフォーもいいけどコムビンザンにも行ってみてください(^ω^)

○絶対煮汁進化(リーフスープシフト)計画

とにかく味がない!!
しかーし、コムビンザンでどうしても一つだけ解せないことが。
それが、セットでついてくるスープ。通称"草の煮汁"。飲んでみればわかりますが、

あ じ が な い ! !

うちの近くでは、ちょっと塩味がついたスープが出てきますが、やっぱり薄い。いくら健康志向でも、これはちょっと薄すぎる。でも残すのももったいない。

ということで、絶対煮汁進化(リーフスープシフト)計画を発動することにしました!!

その計画とは、200mlの煮汁味噌汁素(ミソシルレータ)を投入するという非情な計画!!ということでお店でやるのは忍びないので、マンベーして自室にて計画を実行することにしました。

"草の煮汁"もマンベーできる
マンベーした煮汁、あったかいうちに計画を実行しなければ!!

投入!!
日本から持ってきていた、"あ○げ"粉末タイプをすかさず投入!!

マグカップに移し替えてみる
あじけないので、この前作った自分の写真入りのマグカップに移し替えてみました。

これは、ただの、味噌汁だ!!(笑)

味のほうは...当然、味噌汁です、まごうことなき味噌汁です。

そして、コムビンザン飯に合うかと言ったら、そりゃあ合います、ごはんに味噌汁は合うんです。ほら、某牛丼屋じゃカレーライスに味噌汁ついてくるくらいですからね、味噌汁は万能なんです、日本万歳味噌汁万歳\(^o^)/

というわけで、ベトナム在住コムビンザナーで味気ない草の煮汁に飽きたそこのアナタ、粉末味噌汁を使って草の煮汁を味噌汁にして飲むのはありですぜ!!

でも、たまに、店によっちゃやたら酸っぱいスープを出してくることもあるから、あれには入れない方がいいきがする。すっぱくて冷たいスープ、ベトナム料理たいてい美味しいんだけど、あれだけは個人的に本当にごめんなさいって感じです。ごめんなさい。

それでは今日はこの辺で(´・ω・`)/
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2013年9月13日金曜日

グローバル・クロスボーダーなチーム創りで大切なこと~プロジェクト型ツアー運営からの学び~

しんちゃお(´・ω・)/いけのんです。

9月2日から9日まで、日本の大学生とベトナムの大学生向けに、社会課題をビジネスで解決するというテーマのプロジェクト型ツアーの運営をしていました。

運営ながらも、学生のアドバイザーでちょいちょいチームに入り、私自身もとても学びが大きかったので、忘れないうちに感じたことを書き残したいと思います。

ツアーの様子を全て書くと長くなるので、様子はハバタクブログでご覧ください。
今回は、"クロスボーダーなチームでのプロジェクト遂行"という視点で学びを書いていきます。

~アジェンダ~(読了目安2~3分)
・多国籍なチームビルディングの難しさ
・チームを変えるために行った4つのこと
・ラベルをとっぱらえ!!

○多国籍なチームビルディングの難しさ

重々しい空気が流れる
ツアー後半、ベトナムの社会課題を解決するためのビジネスモデルを生み出すフェーズでそれは起こりました。
顧客ペルソナを話し合うところからコトは始まります。そのチームも他のチームと同じく、おしゃべり好きで英語も流暢なベトナム人学生がどんどんアイデアを出していき、順調にペルソナシートが埋まっていく、かに見えてました。
しかし、一つ問題があったのです。日本人学生が途中で質問をすると、「私には当たり前だから」と曖昧な返答され、全員のコンセンサスがとれない状態が続きました。日本人学生は「当たり前」では納得いかず、食い下がらないので議論は平行線上。しまいには、日本人同士で日本語で、ベトナム人同士でベトナム語での議論が始まる

そして、フィールドワークに出る頃には、日本人とベトナム人が目に見えるようにくっきり分かれ、チームがバラバラになってしまったのです
そこで、私もサポート役としてチームに加わり、彼らを見守ることになりました。

フィールドワークで、貧困層がいるロンビエン橋を渡るチームメンバー。車椅子ユーザが顧客のはずが貧困層の住居を見るだけで、はっきりとした目的もなく、ただひたすら景色を眺めるだけの時間。会話もない。しまいには用事があるから途中で帰るとの声が。

このままではマズいと、一旦仕切り直すためにカフェに移動することを提案しました。

○チームを変えるために行った4つのこと

観察→問題発見→解決策・実行
ここまで観察してきた中で、このチームの問題は大きく2つあると感じました。
①自分たちが今何をすべきか分からず、その場の流れでコトを運んでいる
②チームとして自分が何をすべきかという役割を一人ひとりが意識できていない

まずは、自分たちが今何をすべきか意識させるために、チームのゴールを再確認してもらい、そのゴールを達成するために必要なことから、今何をすべきかを自分たちで話し合ってもらいました。

また、コンセンサスもなく誰がボールを握っていたかも不明確だった状態を解消するために、進行役としてリーダーを決め、しかも、あえてガンガン喋るベトナム人学生ではなく、日本人学生に自ら立候補させることで、全員にチームとして話を前に進めるためには自分はどう発言しなければいけないか、自分の役割は何かを考えさせて、チームという意識を持ってもらいました

そして、話を前に進めるには、母国語での議論も必要なことと認識させた上で、母国語使用の際は、必ず何について議論をしたかを英語で要約して伝えながら議論を進めるということも意識してもらいました。

最後に、雰囲気作りとして、移動のためのタクシーの中では、みんなで話せるプライベートな話をするというルールを作りました。お互いの人となりを知り、認め合えるような関係性を持ってもらうために、ランゲージエクスチェンジから恋の話等、お互い気楽に明るく話せる雰囲気作りを目指しました。(私も恥ずかしい話をして自爆しましたが笑)

○ラベルをとっぱらえ!!

笑顔が!!
結果、フィールドワークから戻る頃には、途中で抜けると言ってた子も抜けずに、全員笑顔で帰ってくることができたわけです。
その後の議論も、ぶつかり合いながらも、"チームだから"ということを声に出しながら、プレゼンテーションまでやりきっていました。

いや~、本当に嬉しかったです。今回の運営の中で一番の学び、私にとっての原体験になったのは、このチームビルディングの一連の経験です。
国籍の違いを乗り越えてチームを創るために何が必要か、身をもって経験できたのは大きな学びでした

・ゴールを決めて、ゴール到達までの道筋を考えさせること
・リーダーを決めて、コンセンサスをとらせ、一人一人の役割を認識させること
・オンオフのメリハリを持ってもらい、心を開きあってもらうこと

文字にすると当たり前に見えるし、その辺の本とかお偉いさんのブログにも書いてありそうなことですが、こうやって経験して反省することで、単なる文字としての知識から、人の経験としての力に昇華していくのかと思います。これからは、再現性の精度を上げ、人から信頼される自分の強みにしていけるように、鍛錬あるのみです。

思えば、小学校からサッカーやっていてチームで勝つことの強さやチームプレーの大切さを叩き込まれたことや、大学でゼミ長とか各種団体でまとめる立場からチーム活動について考えていたことも、今回の経験に活きたのかもしれないです。

そう考えると、もはや、チーム活動って、国とか色んなラベルをとっぱらって、結局は、「人を見ること」が何より大事な気がします。

とにもかくにも、やっぱり、チームで物事を進めるって、苦労も喜びも全部ひっくるめて楽しいね!!

世界の未来を創る、志高い若きリーダーたち


ではでは今日はこの辺で(・ω・)/
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2013年8月23日金曜日

終戦記念日にベトナム人と戦争と平和について語る:ビジネスでも政治でも友達付き合いでも大事な異文化の"理解"って?


8月15日、facebookで以下の投稿をしたら結構いいねがついたので続きを書こうと思いまする。

--------投稿ここから------------
あと10分で8月15日が終わってしまう。その前に今日についてサクッと書きたい。
8月15日、何を隠そう、68年前の今日、日本は大きな戦争を敗戦という形で終えた。それをベトナムで迎えたということで、少し冷静に戦争と平和について考えてみた。

まず、私はパートナーとわりと政治的な話をするのだが、いったいベトナム人は今日という日をどう捉えているのか気になったので、食事時に聞いてみた。

どうやら、なんとも思っていないらしい。そりゃそうだ、第二次世界大戦後ベトナムで何が起きたかといえば、3度に渡るインドシナ戦争、ベトナム戦争、中越戦争、と戦争だらけなんだから。ベトナム人にとって、ベトナム戦争が集結し南北統一した4月30日が解放記念日として、戦争終結が意識されているとのこと。第二次世界大戦は”過程”でしかないようだ。

そもそも、ベトナム人の心の中で戦争は終結しているのだろうか。ベトナムの男性(特に中年)が働かない・労働意欲が低いのは、また戦争が起きたときは自分が出兵するから、なんて話もある。それくらい、ベトナム人にとって戦争は身近に感じられていた出来事だったのだ。

日本と韓国・中国が太平洋戦争の禍根で憎しみあっていることについて、ベトナム人から見たらどう見えるかも意見を聞いてみた。また中東が不安定になっているけど、早く平和になって欲しい。どうすべきだろう、なんて話もした。

長くなるから詳細はブログで各時間があったらまとめようと思うけど、なによりも外交官家系のパートナーと、ビジネスの合間にこうした話ができるのは池野にとって幸せかつ貴重なことなのです。
--------投稿ここまで------------

結局何が言いたいかは赤字に、結論は最後にあるので、そこだけでも読んでくれたら嬉しいです(´・ω・`)

①ベトナムから見る東アジアの対立

これは私の体感値・経験則でしかないので、全く定量的データ・エビデンスを示せませんが、ベトナム人が東アジア諸国にどういう感情を持っているか、それぞれ書いてみたいと思います。

○中国
北部にいるせいもあると思うのですが、わりと中国(に関するもの)が嫌いというベトナム人は少なくないと思います。
例えば野菜。日本でも毒餃子事件やら何やらで中国の食の安全については問題になりましたが、ベトナムの人も中国の野菜等を避ける傾向があるそうです。
また、中国製品は粗悪・日本製品は壊れにくい、というイメージはとても多くの人がもっています。
事実、私が日本人ということで、「まさし、まさしが使ってる日本のパソコン買ってきてほしい」とか、「ニコンの一眼レフの電池、中国製のやつ使ったらうまく作動しなかったから、日本の友達がハノイに来るとき、日本で売ってるニコンの電池を買ってきて欲しい」とか言われたことがありました。

ベトナム人の中国嫌いの背景としては、中越戦争があるそうですが、下記のような意見もあります。
レコードチャイナ記事「ベトナム人はなぜベトナムが嫌いなのか」

ですが、中国を拒絶するほど嫌いかと言ったらそういうわけでもなく、中国人留学生も結構いますし、大学で中国語を勉強している人も結構いるようです。

あるベトナム人学生に、なぜ中国語を学ぶのか聞きましたが、単純に経済的パートナーとして中国人が多いことを理由にあげていました。彼曰く、感情として好き嫌いかよりも、どういう付き合い方をしたら自分にとって良いかを考えるほうが建設的じゃないか、と言っていました。

○韓国
韓国人に対しては、好意的印象を持っている人とすごく嫌いな人と極端に分かれているように思います。
まず、これは韓国が国を挙げてやっているらしいですが、韓国はカルチャーから他国に入っていきます。日本でも、一時期、韓流が人気だったことがありましたが、ベトナムでも韓流ドラマやKpopなどが人気です。

韓国と日本って文化が似ているよね、という人も結構います。むしろ、日本のカルチャーを韓国カルチャーと勘違いしている人も少なくないです。日本食レストランで当然のようにキムチがでてきたりしますしね。

これに対して、韓国が嫌いというベトナム人は、ベトナム戦争を引き金とするライダイハン問題の話をする人が多いです。
韓国はベトナム戦争時に南ベトナムを支援するために派兵しているのですが、その時にベトナムの民間人を虐殺したり強姦したことが問題とされているそうです。
ライダイハンとは、ベトナム戦争時に韓国軍がベトナム人女性を強姦等の性的交渉の際にできた混血児のことで、敵国の子として迫害を受けていたそうです。

ビアホイで飲んでいた時に話しかけてきた、韓国語を学ぶ現地大学生にライダイハンの話をされて私も知ったので詳しくは知りませんが、ベトナム戦争下での残虐行為(アメリカや相手国も含め)に関する記憶は強く残っているという印象を受けます。

それでも、若い人は韓国好きな人が多いのは、やっぱりTVとか音楽とかカルチャーの部分でイメージが良いからなのでしょう。

○北朝鮮
北朝鮮については、日本ほど悪印象はないと思われます。そもそも、北朝鮮と韓国って一緒な感じでしょ、と認識しているベトナム人も少なくないようです。
ハノイには北朝鮮レストランがありますし、ベトナム-北朝鮮間で武器のやり取りもあるようですし、メディアでもマイナスな話を見ることはほどんどないと言ってもいいのかと思います。

いうて、ベトナム、社会主義国ですしおすし。

○日本
東南アジアの中でもトップクラスで日本に対する印象が良いといわれるベトナム。
本当にそう思います。日本製品に対する信頼は厚く、日本人に対する印象も良く、日本文化に対する興味がある人も多く、日本という国そのものに対する憧れも大きい。

ですが、これは先代のビジネスマンたちが築き上げてきたからにほかなりません。
思うに、日本に対する信頼は、私のような若造へ向けられたものではなく、先代の努力に向けられたものであって、私たち世代は表面上の信頼だけを見て調子にのってはいけないなぁと感じます。これについてはまた別記事で深く書きたいと思います。

ベトナム人が全く日本に対して悪印象を持っていないかといったらそういうわけでもなく、ホーチミンが独立宣言で仏・日の支配による多数の死者に関して触れたことを信じてやまない人もいます。
事実かプロパガンダかは別として、歴史をちゃんと学ばないと、いろんな世代の人と話すときに恥をかくのは、どの国の人と付き合う時も一緒でしょうね。

ということで、全体的には日本に対しては好印象なものの、日本人はそれに驕ることはしてはいけないと感じます。

○東アジアの関係
ベトナムにとって、東アジア諸国の関係はそこまで関心があることではないと思われます。ニュースでもあまりみないですし。やっぱり関心の矛先はASEAN、ASEANなんです、ベトナムは。

だから、中国人や韓国人が反日的行動をとっていても、事実として知っているだけで、同情心とかそういうものはあんまり持たないんじゃないかなーと思います。
海南島の話をするときに、尖閣の話を持ち出されることがありますが、衝突って外交にはつきものだよね、と一言で片付けられます。まったくそのとおりなのですけどね。
あくまで個人的経験則なので論文としては最悪ですがブログなので許してください。


②平和のために

最後に中東の話から、平和について話したことを軽く。

私が月並みに"The situation have gone from bad to worse in middle -east countries like Syria or Egypt, but I hope they'll stop their war and the peace will come."みたいな話をしたら、まさしのいう平和ってどんな状態か、みたいな話になり・・・。
大学一年の時に、国際学生シンポジウムの運営委員を務めアメリカ外交分科会でテロリズムとか安全保障を必死こいて勉強していた自分が蘇ってきたのです。

平和を哲学的に考え始めたり安全保障の話をしはじめたら、それこそ、数万字の論文と2泊3日夜通し大激論がはじまるわけなのでここで私の主張を書く事はしません。
ですが、今回、パートナーとの会話を通じてひとつ思ったのは、バックグラウンドが違うと考え方も変わるいうことです。

先も書いたとおり、ベトナムは多くの戦争・侵略を経験してきました。だから、ベトナム人にとって、平和な状態に"Power"は欠かせないという認識は当たり前なようで、その点を強く主張されていたことが印象的でした。


○国際交流、文化理解って?

この終戦記念日の一連の話から思うこと。

それは、"他の文化との相互理解が大切!"とはよく言うものの、単純に仲良くワイワイすることを"理解"としてはいけないんだなってことです。それはただの交流であって、文化の理解とは限らないんだと思います。

じゃあ異文化への理解ってなんだって話ですよね。異文化コミュニケーションの話は海外で働いて一ヶ月目に思うこと~異文化コミュニケーションの2つの肝~に書きましたが、異文化理解については正直あまりまとまってません。。
ただ、今の自分の考えを書くならば、"違う価値観と出会い、それを正しく認識し、自分の視点で考え、紳士的に主張できること"かなと。
重要な要素としては歴史認識のすり合わせ、慣習・宗教の把握、そういった中にある差への意識、そしてなにより自国に関する知識をしっかり身につけること、などなど様々なことが挙げられると思います。

確実に言えるのは、大人になって、ビジネスか政治かプライベートかのフィールドはともかく、他国の人と話を進めるときに、文化の"理解"は絶対に必要だってことです。

また、別の話題をネタに文化理解についてはもうちょい掘り下げたいと思いますが、今回はこのへんで。

ではではー(・∀・)/
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2013年8月13日火曜日

ベトナム・ハノイで働く新卒男子がおすすめするベトナム・ハノイのお土産ベスト5(定番編・ぶっとび編予告)※写真多め・レシピつき

Xin Chao(・∀・)/
ケータイスられるわ、タクシーで運転手のおっさんに痴漢されるわ、ネタに尽きない今日この頃w

日本が夏休みのせいか、やたらタクシー・バスの乗り方のコツの記事の伸びが良い。

だがしかーし
このブログは思考整理用のブログだし、個人的にはわりと真面目な記事をよんでもらいたいなぁなんて。
これとか→法学部っぽい記事
これとか→海外ビジネスにおけるコミュ力的な記事

まぁ、アクセス伸びてるしいっかw
ってことで、今回もちょっと一般受けしそうなテーマ。

お土産。

○ハノイの土産

景色も思い出 (ダナン)

お土産もひとつの思い出。
だけど、何買ったらいいんだろう、って悩む人も多いはず。

特に、見知らぬ外国、何があるのか分からん、と結局わけわかめなお菓子を買ったら同僚・友達に微妙な顔をされる

あるある。

ということで、世の中に笑顔を増やすべく、ベトナム・ハノイで働く新卒男子がベトナムのお土産ベスト5を勝手にランキング!!
というか、何か最近お土産もらうことが多いので、逆に俺がハノイのお土産あげるとしたらこれだろうなってものをいくつかピックアップしてみようと思い立ったわけです(`・ω・´)

誰向けかってのと買える場所と地図と値段を書いておいたので、きっとガイドブックより優しい!!w

《定番編》

定番だけどガイドブックだとどこに行けば買えるかよくわからないお土産(食べ物編)

料理が好きないけのです(´・ω・`)レシピまではいかずとも、使い方の参考くらいコメントします。

5位 調味料(ヌックマムとかフォーの素とか)

~誰向け~
自分用、料理が好きな友達・彼女・奥さん用

~めも~
ヌックマムは、ベトナム料理には欠かせない!!
まず、春巻きとか蒸し野菜のタレとして超定番!

ヌックマムにニンニクと鷹の爪を入れれば、ベトナム風付けタレとして何にでも使えます。
例えば、生春巻きにスイートチリソースを出してきてベトナム風とか意味不明なことを言ってる日本のベトナム料理屋よりもより本場に近づくことができます!w というか、こっちきて生春巻きにスイートチリソースだしてくる店なんて見たことんだが(´・ω・)?もしかしてホーチミンはタイに近いからスイートチリソース使うとか?

あとは、空芯菜とか肉とか、塩コショウで炒めたところにヌックマムとオイスターソースを少々いれれば、ベトナム風の炒め物に早変わり。

ハノイ名物ブンチャーだってヌックマムがあれば日本でも作れちゃううう!!
※ブンチャーのレシピ参考動画(英語でごめんなさい、希望があれば訳します)

魚醤って聞くとなかなか使えない気がするけど、意外と有効活用できますぜ!!
ちなみにベトナムの料理写真は池野のfacebookのアルバムにまとめてあるので、いいねしてくれればいつでもベトナム料理が見れますよ。

~どこに売ってる?~
そのへんのローカルにもあるけど、大型スーパー行けば絶対ありやす。
2013年夏オープンしたての観光名所ビンコムメガモールへ行きましょう!!

ビンコムメガモールの住所→ 72A Nguyễn Trãi - Quận Thanh Xuân


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~値段~
2万ドン(100円)前後です。
小さいやつがおすすめ。


4位 板チョコ(蓮の味)

~誰向け~
自分、彼女・奥さん、大事な同僚・先輩・上司

~めも~
ベトナムってチョコがやたら高い!

かつ、ガイドブックにはあまりお土産として載ってないので、おすすめです!!
写真のロータスチョコは結構おいしかったです!!

気になるあの子にプレゼント!!しちゃいましょう(`・ω・´)

~売ってる場所~
高級スーパーにいかないとありません。
ロータスチョコは Mipec Tower というタワーの3階にあるシティマートで買いました!

Mipec Towerの住所→ 229 Tay son


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~値段~
4万ドン(200円)~9万ドン(450円)


3位 ベトナムビール(333、サイゴンビール、ハノイビール、LAURA, HALIDAなどなど)

~誰向け~
自分、親、兄弟、酒好きな同僚・上司・お得意様

~めも~
ベトナムはビールの宝庫です。
東南アジアによくありがちな、軽い爽やかな口当たりのビールが多い。
ちなみに、私は、HALIDAか333(バーバーバー)が好きです。


買う前にビアホイやレストランで味を確かめて買うとよいでしょう。
日本で飲む時は、是非ベトナム料理と一緒に!!氷をいれてw

~売ってる場所~
ローカルな店でも高級スーパーでも売っています。

まー、ビンコム行けばいいと思うよ(´・ω・`)
ちなみに、ビンコムは、メガモール意外にもビンコムシティタワーというショッピングビルがあります。タワーのほうが旧市街やホアンキエム湖から近いので時間のない人にはおすすめ。

ビンコムシティータワーの住所→ 191 Bà Triệu, Hai Ba Trung district


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~値段~
350ml缶で一本8000ドン~1万4千ドン(40円~70円)が相場。
案外、ローカルよりスーパーのほうが良いかも、ぼられないので!!

酒類だから、日本に持ち帰るなら免税範囲に注意!!


2位 ベトナムコーヒー

~誰向け~
自分用、コーヒー好きの同僚・上司・お得意様、家族

~めも~
ベトナムって、ブラジルの次にコーヒー豆の輸出量が多いですよ!!
世界二位!!世界二位!!

フランス統治時代に栽培が始まったのがきっかけ。

この独特のフィルターも、フランスの伝統的な組み合わせ式のフィルターなんですよ。(カフェ・フィン)
なので、豆と一緒に道具も一式買うのもありだと思いますー!

~売ってる場所~
ビンコム行きましょう!!w

もしくは、旧市街にもあるTrung Nguyenに行きましょう!ホームページがわかりにくすぎるので、住所とピンポイントのページを貼っておきます。
※ホアンキエム湖周辺だと、湖北、有名なシティービューカフェって書いてあるビルの中にあるところが良いかと(下記写真参考)
住所:07 Đinh Tiên Hoàng, Hàng Bạc, Hà Nội

~値段~
これまた豆によりけりですが、インスタントの安いのて5万ドン(250円)くらいだったような。
いい豆だと結構高いっす。


1位 お茶


~誰向け~
自分、家族、上司、お得意様

~使い方~
ベトナムはお茶も有名なのです!!
コーヒーには及びませんが、輸出量世界トップ10に入るほど。

お茶自分で買うことがほとんどないので、どれがおすすめかはわかりません。
時間あるときに調べて追記しやす(`・ω・´)

~めも~
ビンコム行けばいいとおm(ry

なんか、Tay son 通りにお茶屋さんがあった気がするので、休みの日に気が向いたら行ってみて情報更新します。

~値段~
とりあえず、地球のなんとかに載ってる旧市街のお茶屋さんは高すぎます。
お手軽なものをお求めであれば、スーパーでティーバッグがよろしかと。
Tràがお茶、Gùngはしょうが、Atisôはアーティチョーク

だいたい、2万ドンから10万ドンくらいです。

以上、勝手にランキングしてみましたが、いかがだったでしょうか?
最後に、料理が好きなあなたには、フォーとか生春巻きの皮もおすすめしておきます。
なんてったって、日本の輸入食品店(カ○ディーとか)で買う値段の半分以上安く買えるし!!!

フォーやブンの乾麺 2万ドンくらい (100円)

米粉でできた生春巻きの皮、1万5千ドンくらい(75円)

インスタントフォー・麺 3000ドン~14000ドン(15円~70円)



ぶっとび編予告
5位 上下オソロのパジャマ
4位 バイクに乗ったベトナム女性セット(パーカー・グラサン・マスク)
3位 なんかそのへんのローカル飲食店にあるプラスチックの椅子
2位 未定
1位 バスの定期

こうご期待(`・ω・´)


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2013年7月27日土曜日

ベトナム・ハノイで今最も旬な場所で地元新潟の日本酒を見つけてテンションが上がった件~日本企業の皆さん、今ハノイで広告出すならビンコムメガモールで!!!~

Xin chao(・∀・)/ いけのんです。

私がいつも通るNguyen Trai(グエンチャイ)通り沿いについ昨日オープンしたビンコムメガモールという複合型商業施設に、ハバタクハノイメンバーで行ってきました。

おそらくビンコムメガモールを取り上げるブログとしては日本人初でしょう!!(絶対誰か書いてますが笑


新潟は魚沼の白龍酒造の上善如水、なんとハノイで発見即購入!!
まず、なによりはじめに、書きたいのは

ハノイで新潟の日本酒を発見したあああああ━━━(゚∀゚)━━━!!!!

私、自分で(日本)酒の団体たちあげちゃうくらい、一人旅で日本の酒蔵巡りしちゃうくらい、大学4年の時SAKELIFEという日本でいや世界一イケてる日本酒販売の会社でインターンしちゃうくらい、就活で日本酒の話からコミュニケーションデザインの話で盛り上がっちゃうくらい日本酒好きなんです。

発見したのはブランド米でも有名な魚沼にある白瀧酒造の上善如水(じょうぜんみずのごとし)
今年の3月にあった新潟酒の陣ではNo,60のブースで、くまのラベルの冬にごりや、年一の生原酒だしていたあの酒造さんですよ!!(マニアック乙w

※8月4日追記
申し訳ないです、上善如水は世界に展開しているとのことです!新潟の誇りです!
http://jozen.sakura.ne.jp/english/jozen_ab/abroad.html

とにかく嬉しい限りですね。
近いうちにつくる英語ブログのほうでも紹介して、全面的に新潟押しで日本酒紹介したいと思います。

もちのろん、即購入して、ハバタクハノイ一同で楽しみましたよ!!

50万ドン(2500円)、日本なら四合瓶買えるけど、そこは置いといて、まぁ
即買だよね!!!!!



○ビンコムメガモールとビングループ株式会社

Ba Trieu通りにあるビンコムシティータワー、さながらハノイの伊勢丹!?

さて、まずビンコムってなんじゃい、というところから。

ビンコムは、ベトナムじゃ(少なくともハノイじゃ)知らない人はいないってくらい超有名。タクシーでビンコムっていうと、ほぼ通じてビンコムシティータワーに向かうんですよ。

この複合商業施設を建設したのが、ベトナムの超巨大不動産企業である、ビングループ株式会社

このビングループ会社、とっても面白い歴史を持っています。
まず、ビングループ会社の前身は、テクノコムという会社で、1993年に、なんとウクライナで創業しました。
なんでも "an ambitious group of Vietnamese youth"がウクライナにわたり、食品会社を立ち上げたのがきっかけとのこと。
もう20年以上も前に勇敢なベトナムの若者たちが異国の地で立ち上げた会社が成長して、ベトナムに凱旋し、ビングループ会社という会社になり、ベトナムの最先端の流行を作り出す場を生み出す企業になったという、なんとも興味深い歴史を持っているビングループ。

そんなビングループが、つい昨日、7月26日にオープンした超巨大複合商業施設が、今回私たちハバタクハノイ一同が訪れた、Vincom Mega Mall です!!

○ひとつの街、ビンコムメガモール

地上は巨大マンション、地下に巨大商業施設

まだハノイ生活4ヶ月目ですが、最近街中、とくにこういった商業施設を見ていて思うのが、ベトナムのトレンドとして、商業施設と居住スペースをセットにし、ひとつの街として機能するように商業施設を建設をしているのかなと。

このビンコムメガモールも、さながら恵比寿ガーデンプレイスのような高級感あふれる雰囲気を醸し出しています。
居住スペースと地下の商業施設の店のラインナップ・価格設定から判断するに、直接的なターゲット顧客層は、完全に富裕層・海外駐在員でしょうね。

しかしながら、これまた面白いのは、ベトナムのローカルの人にとって、ここは観光スポット、デートスポット、家族が楽しむ場所としても設計されていることなんです。
実際、見るからに富裕層って人だけでなく、若いカップルや普通の家族連れ、友達同士で楽しみにきた若者が多く見られました。

ベトナム、というかハノイの人にとって、買い物をせずとも、こういった"人が集まる楽しそうな場所"にグループで集まること自体が、娯楽のひとつなんだと感じます。

○ヒト、ヒト、ヒト


まず、明らかに混むだろうと予測されるのに全然対応していない道路のおかげで、バスが全く動かず、今後の通勤とバス利用に不安を感じつつも、この混雑っぷり・カオスな感じにワクワクしながら、侵入!!

雨が降っていて見づらいですが、入口
雨のせいで写真は曇ってますが、実際めっちゃ綺麗です。特に夜。
この立派な門から、地下、そして奥のマンションスペースに入れます。




エスカレーターで地下に向かう途中、目の前にデジタルサイネージが!!
途上国でもこういった施設ではデジタルサイネージは案外身近かつ、よく見ています、ベトナムのヒト。




エスカレーターを降りると、目の前に謎の滝。
おじさんから若いカップルまで謎の滝に魅了されみんな釘付けです。とにかく皆一度そこで止まるので、正直、邪魔だったりwもうちょい導線考えて設計して欲しかっ


買い物、地獄でした・・・
オープン二日目の土曜の昼ということもあり、すごーく混んでいました。
ええ、それはまるで、朝7時半の中央線阿佐ヶ谷-新宿間かのように(´・ω・`)



カフェがあったり


とってもシャレオツなレストランがあったり

今はなきサンヨーのエネループがあったり!!

ベトナム初?のスケートリンクがあったり!!

とにかく広い、広すぎます。衣食住楽全部ここで完結するっていう。
正直、地下にこれだけのものを作っていたなんて思ってなかったのもあり、衝撃を受けました。

○日本企業は?

さて、そんなハノイのナウい注目スポットですが、どんな日本企業が目をつけていたのか。
写真が多く、重くなりそうなので、また詳細は次回にしたいと思いますが、最後に印象的だった写真を!!


独立したショールームはサムスンよりSONYが勝ってる!!


ではでは、続きはまた次回
(・∀・)/
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2013年7月6日土曜日

【メディア掲載のお知らせ】キャリアアカデミー進学ナビ(日経進学ナビ)に記事が掲載されました

Xin chao(・∀・)/ いけのんです。


7月に入り、バスの定期がシールで埋まり、謎の達成感に浸っています(´∀`)

さて、突然ですが、
キャリアアカデミー進学ナビ(日経進学ナビ)に池野の記事が載りました!!!━(゚∀゚)━!

学生時代も、取材を受けて学生キャリア通信というサイトに記事が載ったことありましたが、社会に出てからも池野真史個人としてメディアの記事になるのって嬉しいですね。

とはいうもの、まだまだヒヨっ子、本番はこれからです。
もっと知識と経験を積み上げて、強い個として成長し、社会的インパクトを起こしていける人になっていきたいと思います。

それでは(・∀・)/
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2013年6月15日土曜日

私が愛する彼女を日本に残してまで途上国で働く理由その1

Xin chao(・∀・)/ いけのんです。

夜中誰も見ていないであろう時間帯に、facebookで表題について投稿したら意外といいねがついたのでリライトしてブログにも投稿することにしました。
しかし、いいねの対象が文章の内容だったのか、最後に貼った猫にゃんに対するものだったのかはわかりません。

が、とにかく、明日でハノイ生活も2ヶ月経とうとしているので、そろそろなんでハノイにいるのかってことを少しずつ小出しにしていこうと思います。

今回も猫にゃんはりますが、 end または FN+end という便利なショートカットキーとか使わずに、最後まで読んでねはーと

○向き合ってるのはデータではなく、人


最近、マーケティングリサーチの一貫で顧客へのインタビューを行っています。顧客のインサイトをいかに引き出す質問をするか、みたいな話はまた次回以降に書くとして、このリサーチをネタに私的なことを書きます、NDAに違反しない範囲で。

皆さんはTVで見る貧困層に対してどんな感情を抱くでしょうか?
テレビ局で番組作ってる友達もいるので、あまり声を大にしては言えませんが、哀れみ、という負の感情は人の心を惹きつけます。

優位性を確認するというのは、人に安心を生み出すからでしょう。人の不幸は蜜の味なんて最低だ、とは言うものの、現実を見てみると、世の中にはそういう縦の関係が腐る程存在します。

(TV局で働く私の友人は学生時代の時から皆とても立派で尊敬できる人しかいないので、その先の、人の心を動かし行動に繋げる、ということを考えて番組を作っているはずです、きっと。もし私がTV局員ならそんな番組を目指しますし、昔はそんな気持ちでマスコミいこうと考えていました。まぁその話は別でまた)

こうしてベトナムに飛び込んで働く中で、実際に彼らと出会う機会が増えている中、私が抱いている感情は、哀れみではなく"感謝"です。
というのは、彼らは貧困層にもかかわらず、私のために時間をとってくれ、いざ会ってみれば笑顔でもてなしを施してくれる。そんな彼らに感謝の念を感じずにはいられません。

と同時に、一瞬物凄い無力感に襲われます。帰りのバスでふと気づくと涙を流して、ベトナム人に心配されたりしました(何て言ってたかわかりませんが)。
ビジネスの範囲で解決できる問題なのか、とか、30分とか1時間話しただけで彼らの気持ちを汲み取ってプランニングしていけるのか、とか。

それでも、一人でもいいから、そうした人たちが抱える問題を"持続的""経済システム"の中で、"同じ目線で肩を組んで"解決に導いていきたい。
そのためには、まずは彼らの言葉の裏にあるニーズを正確に汲み取り、レベル感を合わせた上で、二人三脚で一歩ずつ段階的にソリューションを提供していくことが必要だな、と仕事の中で本当に実感しています。

今はベトナムにいるけど、これって日本の地域活性化とかでも同じことが言えるのかなと。経済規模とか所得とか全然違うけど。
すげー逆説的ですが、ひとつ仮説として持ってたのが、途上国の社会課題の解決と先進国の地域課題を解決って意外と共通点があるのでは、ということでした。



○途上国と地域に共通すること

ふるさと新潟

私が地域活性化に関わり始めたのは、大学一年生の時。総務省の方(今は某党の国会議員になられました)と新聞社の方と地域活性化の情報交換をする団体を運営し、毎月早朝に日本財団さんのビルをお借りして地域活性化の事例をとりあげるセミナーを開催していました。


回を積み重ねてうちに、地域の中で活動してうまくいってる人たちのある共通点に気づきました。
それが、レベル感を合わせること社会性の高い活動でも経済性を保つことの二つです。この二つがあるからこそ持続的にまわっている、私はそこに注目していました。

そんな時に出会ったのが、Table For TwoというNPO。当時まだIBMにいた長井さんと小原さんとの付き合いもここから始まっています。二人との出会いがなかったら今の自分はいないってほど尊敬しています。というのも、それまでは途上国支援や国際協力には何となくレベルでしか興味がなかったのですが、二人の誘いで学生でありながら社会人チームにジョインし、本業がありながらもプロボノでも全力な社会人の方々の背中を尊敬の眼差しで見ている中で、自分も彼らに追いつきたいと、途上国のBOPビジネスやら開発という分野を自主学習するようになったのです。

そんな感じで、一方では日本の地域、もう一方では途上国支援・BOPビジネス、という二軸の中を行き来する中で、分野は違うのに"サステナビリティ"とか"レベル感"とか何か共通したものがあるような気がする、と感じていました。

一言で言うなら、その仮説を確かめて究極的には地域に還元したいなぁと思い、今回ベトナムに来たわけですが、じゃあ、なんでベトナムなの、って話は長くなるのでまたそのうち記事にしましょう。というかプロフィールにもさわりは書いてあるので気になる方はご覧下さい。

要するに、私にとって、原点新潟という地域きっかけ東京という都市、そしてチャレンジのフィールドベトナムという途上国すべてバラバラの点に見えますが、私にとっては一本の線なんです。そして、これを線から円にすることが私の人生の目標だったりします。

雑だけどw



私が東京の企業でも新潟の企業でもなくベトナムにきた理由、大好きな彼女を日本に残してでも今途上国に来たかった理由、なんとなく伝わったかな。

さて、長かったけど読んでくれた(いないと思うけどSKIPした)人のために、予告通りうちの猫にゃんの写真を添付しますよ。いつも仕事帰りに玄関の扉を開けるとにゃんにゃん鳴いて待っているのです、かわゆすー。



読んでくれてありがとにゃああああああああ

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